2015年1月11日(日)に開催された「第33回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」において、大阪代表チームは3年ぶり3回目の優勝を果たしました。
レース結果
【1区】大森 菜月(立命館大学) : 19分48秒(通過順位15位・区間順位15位)
【2区】嵯峨山 佳菜未(薫英女学院高校) : 12分29秒(通過順位7位・区間順位3位)
【3区】髙松 智美ムセンビ(薫英女学院中学) : 9分24秒(通過順位2位・区間順位1位)
【4区】髙松 望ムセンビ(薫英女学院高校) : 13分22秒(通過順位6位・区間順位18位)
【5区】加賀山 実里(薫英女学院高校) : 13分16秒(通過順位6位・区間順位7位)
【6区】前田 梨乃(薫英女学院高校) : 12分58秒(通過順位5位・区間順位1位)
【7区】加賀山 恵奈(薫英女学院高校) : 12分37秒(通過順位2位・区間順位1位)
【8区】大原 里奈(佐野中学) : 10分22秒(通過順位3位・区間順位7位)
【9区】松田 瑞生(ダイハツ) : 33分10秒(通過順位1位・区間順位11位)
監督:岡本 昭(吹田第一中学)
コーチ:草間 義彦(夕陽丘高校)・林 清司(ダイハツ)
レース経過
1区、大森選手は昨年の大会の疲労から本来の走りが出来ず 15位スタート、しかし、2区の嵯峨山選手が、1年生ながら区間3位の力走で8人抜き7位に浮上。
3区は昨年も区間賞の髙松智美ムセンビ選手、圧巻の走りでトップと12秒差の2位に。
4区は姉髙松望ムセンビ選手、得意の上り区間への配置でしたが、前半の猛追で後半思い通りの走りができず6位に、トップとの差は20秒。
5区は折り返しまでの重要区間、加賀山実里選手は、トップとの差を22秒に留める粘りの走りで、逆転へ踏みとどまりました。
6区は高校駅伝から波に乗る前田選手、区間トップの走りで首位にでた京都と同タイムの区間賞をマークしその差をキープ。2位~4位チームとは大きく差を詰めました。
7区は高校駅伝でゴールテープを切った加賀山恵奈選手、区間賞を獲得し2位に。トップ京都と6秒の差で襷を渡すと、8区大原選手はスピードを生かし一気に首位に、中間点まで3チームでの先頭争いを演じました。後半疲れたが粘りをみせて、トップから12秒差の3位でアンカーに。
9区松田選手は、4km過ぎに京都をとらえました。それ以降両者一歩も譲らず、勝負はトラックへ。
故障明けの松田選手は、最後まで我慢と自分に言い聞かせ、ラストの直線に入って見事なスパート、1秒差で勝利をものにしました。
御礼
まずは、選手の皆さん改めておめでとうございます。
25年間、大阪チームに携わって、多くの感動を味わいましたが、今回の皆さんの優勝を意識した粘りある力強い走り、本当に感謝しています。チーム編成は高校駅伝優勝の薫英女学院高校を主軸に、中学生も過去最強のメンバー、また一般は大学駅伝1位、実業団駅伝2位チームからの選手で布陣を組むことが出来ました。各関係団体の皆様、誠にありがとうございました。
また、合宿や練習会でのお力添えや当日の沿道やテレビでの応援に感謝申し上げます。
大阪チームとしては、来年も中高一般の連携を今以上に密にし、連覇を目指し、頑張っていきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。
全国都道府県対抗女子駅伝 大阪チーム 監督 岡本 昭