大阪陸上競技協会とは
歴史
公益財団法人大阪陸上競技協会の前身は、1922年(大正11年)6月に「大阪体育協会」として設立されました。2011年に法人化されるまでは「大阪陸上競技協会」として活動してきました。
設立から今日までのあゆみをご紹介します。
1922年(大正11年)~1943年(昭和18年)
1922年(大正11年) | 大阪体育協会(大阪陸上競技協会の前身)の設立 |
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1923年(大正12年) | 第6回極東大会を開催(大阪市立運動場) |
1924年(大正13年) | 第8回オリンピック・パリ大会に大阪より選手1名を送る ※第8回オリンピック・パリ大会で日本陸連初入賞 |
1925年(大正14年) | 第4回大阪選手権兼神宮大会関西予選・日本選手権関西予選1種目に日本新 ※日本体育協会改組、全日本陸上競技連盟成立 |
1926年(大正15年) | 第13回日本陸上競技選手権兼第2回女子選手権大会を開催(大阪市立運動場) |
1927年(昭和 2年) | 第6回大阪陸上選手権で人見絹枝選手(大毎)が100m12.4秒の世界タイ記録を樹立 |
1928年(昭和 3年) | 第15回日本陸上選手権兼アムステルダム・オリンピック予選会を開催(大阪市立運動場)、人見絹枝選手(大毎)が100mと走り幅跳びで世界新記録を樹立 第9回オリンピック・アムステルダム大会に大阪より役員1名・選手4名を送る |
1930年(昭和 5年) | 第17回日本陸上競技選手権を開催(大阪市立運動場) |
1931年(昭和 6年) | 一般対学生陸上(神宮競技場)で、織田幹夫選手(浪速ク)が三段跳びで、南部忠平選手(美津濃)が走り幅跳びで世界記録を樹立 |
1932年(昭和 7年) | 第10回オリンピック・ロサンゼルス大会に大阪より役員1名・選手5名を送る 第18回全国中等学校陸上競技対校選手権で岸和田中学校総合優勝 |
1933年(昭和 8年) | 大阪体育協会が改組し、「大阪体育協会陸上競技部」発足 ※近畿陸上競技連盟の発足 |
1935年(昭和10年) | 「大阪体育協会陸上競技部」を大阪陸上競技協会に名称変更 |
1936年(昭和11年) | 第11回オリンピック・ベルリン大会に大阪より選手6名を送る |
1938年(昭和13年) | ※第12回オリンピック・東京大会を返上 |
1942年(昭和17年) | 第29回日本陸上選手権大会を開催(中モズ競技場) ※日本陸上競技連盟解消し、日本体育会・陸上競技部となる |
1943年(昭和18年) | 日本陸上競技連盟解消に伴い、大阪陸上競技協会解消 |
1946年(昭和21年)~2011年(平成23年)3月
1946年(昭和21年) | 大阪陸上競技協会の再建 ※日本陸上競技連盟再建、第1回国民体育大会開催 |
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1949年(昭和24年) | 第2回全国高等学校陸上競技選手権大会を開催(中モズ競技場) |
1950年(昭和25年) | 第1回全国高等学校駅伝大会を開催 |
1952年(昭和27年) | 第15回オリンピック・ヘルシンキ大会に大阪より役員1名選手2名を送る |
1956年(昭和31年) | 第11回兵庫国体で皇后杯獲得 |
1958年(昭和33年) | 大阪府営服部陸上競技場新設(1種公認) |
1960年(昭和35年) | 第17回オリンピック・ローマ大会に大阪より役員1名を送る 第13回全国高等学校陸上対校選手権大会で春日丘高校が男子総合優勝 |
1963年(昭和38年) | 第12回別府毎日マラソンで寺沢 徹選手(倉レ)2時間15分15秒8の世界最高記録を樹立 |
1964年(昭和39年) | 大阪市長居陸上競技場新設(1種公認) 第17回全国高等学校総合体育大会陸上競技選手大会を開催(長居) 第32回日本学生陸上対校選手権大会を開催(長居) 第18回オリンピック・東京大会に大阪より選手3名審判員21名を送る |
1967年(昭和42年) | 67ユニバーシアード東京大会に大阪の高校出身社5名出場、審判員12名を送る |
1968年(昭和43年) | 第19回オリンピック・メキシコ大会に大阪の高校出身の選手2名出場 |
1970年(昭和45年) | 第39回日本学生陸上対校選手権大会を開催(長居) |
1972年(昭和47年) | 第20回オリンピック・ミュンヘン大会に大阪出身の選手2名出場 大阪陸上競技協会設立50周年行事を開催 |
1973年(昭和48年) | 万博記念陸上競技場新設(1種公認) |
1974年(昭和49年) | 第43回日本学生陸上対校選手権大会を開催(長居) |
1975年(昭和50年) | 大阪市長居陸上競技場全天候型舗装に全面改修 |
1976年(昭和51年) | 第21回オリンピック・モントリオール大会に大阪出身の選手1名出場 |
1977年(昭和52年) | 第30回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で薫英高校が女子総合優勝 |
1980年(昭和55年) | 第33回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で清風高校が男子総合優勝 |
1981年(昭和56年) | 第8回全日本中学校陸上競技選手権大会開催(長居) |
1982年(昭和57年) | 大阪女子マラソン(現「大阪国際女子マラソン」)が始まる 大阪陸上競技協会設立60周年行事を開催 第30回全日本実業団陸上競技対抗選手権で大阪ガス男女が総合優勝 |
1983年(昭和58年) | 第31回全日本実業団陸上競技対抗選手権で大阪ガス男女が総合優勝2連勝 第1回全日本大学女子駅伝-国際大学女子招待を開催 |
1984年(昭和59年) | 第2回全日本大学女子駅伝-国際大学女子招待を開催、大阪体育大学が優勝 |
1985年(昭和60年) | 第3回全日本大学女子駅伝-国際大学女子招待を開催、大阪体育大学が優勝2連勝 |
1986年(昭和61年) | 第6回全日本実業団女子駅伝で三田工業が優勝 |
1987年(昭和62年) | 大阪国際室内陸上で3種目の世界新 第1回都道府県対抗マスターズ駅伝を開催(万博公園) 第56回日本学生陸上対校選手権大会を開催(万博) |
1988年(昭和63年) | 第24回オリンピック・ソウル大会に大阪より選手1名を送る |
1991年(平成 3年) | 91世界陸上東京大会に大阪より選手5名を送る |
1992年(平成 4年) | 大阪陸上競技協会設立70周年行事を開催 第25回オリンピック・バルセロナ大会に大阪より選手4名を送る |
1993年(平成 5年) | 第11回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会で優勝 第4回世界陸上シュツットガルト大会に大阪より選手3名を送る、浅利純子選手(ダイハツ)女子マラソンで優勝 |
1994年(平成 6年) | 第12回アジア競技会3名出場し全種目入賞 |
1995年(平成 7年) | 第5回世界陸上イエーテボリ大会に大阪より選手2名を送る |
1996年(平成 8年) | 1996IAAF国際グランプリ陸上大阪大会を開催(長居2) 第80回日本陸上競技選手権を開催(長居) 第26回オリンピック・アトランタ大会に大阪より選手2名を送る |
1997年(平成 9年) | 第6回世界陸上アテネ大会に大阪より選手3名を送る 第52回国民体育大会(なみはや国体)を開催、天皇杯・皇后杯を獲得 第33回全国身体障害者スポーツ大会(ふれ愛ピックおおさか)を開催 |
1998年(平成10年) | 大阪シティーハーフマラソンを開催 |
1999年(平成11年) | 全国小学生クロスカントリーリレー研修大会を開催 第52回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で薫英女学院高校が女子総合優勝 第7回世界陸上セルビア大会に大阪より選手3名を送る |
2000年(平成12年) | 第27回オリンピック・シドニー大会に大阪より選手3名を送る |
2001年(平成13年) | 第8回世界陸上エドモントン大会に大阪より選手4名を送る |
2002年(平成14年) | 2002IAAF国際グランプリ陸上大阪大会を開催(万博) |
2003年(平成15年) | 第9回世界陸上パリ大会に大阪より選手4名を送る |
2004年(平成16年) | 第28回オリンピック・アテネ大会に大阪より選手3名を送る 第57回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で大阪高校が男子総合優勝 第22回全日本大学女子駅伝を開催 |
2005年(平成17年) | 第10回世界陸上ヘルシンキ大会に大阪より選手4名を送る 第26回全日本マスターズ陸上競技選手権大阪大会を開催(長居1・2) |
2006年(平成18年) | 第59回全国高等学校総合体育大会陸上競技選手大会を開催(長居) |
2007年(平成19年) | 第91回日本陸上競技選手権を開催(長居) 第11回世界陸上大阪大会を主管団体として開催(長居)大阪より4名の選手を送る |
2008年(平成20年) | 第61回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 第29回オリンピック・北京大会に大阪より選手3名を送る |
2009年(平成21年) | 2009IAAF国際グランプリ陸上大阪大会を開催(長居) 第62回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 第12回世界陸上ベルリン大会に大阪より選手4名を送る |
2010年(平成22年) | 第63回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 |
2011年(平成23年)4月~
2011年(平成23年) | 一般財団法人化 第13回世界陸上テグ大会に大阪より役員1名・選手4名を送る 第1回大阪マラソンを大阪府・大阪市との共催で開催 |
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2012年(平成24年) | 第30回都道府県対抗女子駅伝大会で優勝 第30回オリンピック・ロンドン大会3名出場 |
2013年(平成25年) | 第1回木南道孝記念陸上競技大会開催 第14回世界陸上競技選手権モスクワ大会に1名の選手を派遣 第1回全国高等学校陸上競技選抜大会開催 |
2014年(平成26年) | 第2回木南道孝記念陸上競技大会開催 第67回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 第26回全国高校駅伝競走大会で、薫英女学院優勝 |
2015年(平成27年) | 皇后杯全国都道府県対抗女子駅伝競走大会で優勝 第3回木南道孝記念陸上競技大会開催 第15回世界陸上競技選手権北京大会に2名の選手を派遣 第68回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 第80回国民体育大会陸上競技の部皇后杯獲得 |
2016年(平成28年) | 第69回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 第64回全日本実業団陸上競技選手間大会開催 第71回国民体育大会陸上競技の部皇后杯獲得 第28回女子全国高校駅伝競走大会で、薫英女学院優勝 |
2017年(平成29年) | 第101回日本陸上競技選手権大会開催 第70回全国高等学校総合体育大会陸上選手大会で東大阪大敬愛高校が女子総合優勝 第65回全日本実業団陸上競技選手間大会開催 第72回国民体育大会陸上競技の部皇后杯獲得、3連勝 第16回IAAF世界陸上競技選手権ロンドン大会に3名の選手を派遣 |
2018年(平成30年) | ゴールデングランプリ大阪2018開催 第66回全日本実業団陸上競技選手間大会開催 第73回国民体育大会陸上競技の部天皇杯・皇后杯獲得、4連勝 |
2019年(平成31年 / 令和元年) | 日本GP第6回木南道孝記念陸上競技大会開催 ゴールデングランプリ大阪2019開催 第103回日本陸上競技選手権男女10000m開催 第33回日本パラ陸上競技選手権大会開催 |
- 出典は、大阪陸協70周年記念誌・80周年記念誌、大阪陸上競技年鑑
- 大阪における陸上競技・陸協関係のできごと、全国大会の開催・優勝、国際大会(オリンピック・世界選手権)への派遣等を中心に記載しています。
- 大阪関連以外の主要なできごとは「※」で記載しています。
- 全国大会開催のうち、現在継続的に開催されているものについては、第1回目のみ記載し、開催されていないものについては、第1回目と最終回を記載しています。